「探しても探してもなかったもの」
アメリカのバービー人形シリーズには車椅子の友人がいます。
しかもそれはかっこいいフォトグラファーだったり、パラリンピックの選手だったりと
障害があっても未来への夢を持たせてくれる素敵なお人形です。
しかし日本のリカちゃん人形シリーズ等には
まだ車椅子のお人形はありません。
幼児に人気のシルバニアファミリーシリーズには一応車椅子はありますが、
ケガをしたお人形を乗せる車椅子であり、障害を持ったという設定の
車椅子のおもちゃは存在していません。
「教育」
幼児期の教育はとても重要です。
「セサミストリート」等、諸外国の幼児用TV番組には
車椅子の子ども、目が見えない人などが日頃からたくさん登場します。
それらの教育番組を通して「みんな違っていい」ということを
子どもたちは自然に学ぶことができます。
セサミストリートは実に多くの教育に関する賞を受賞しています。
では日本はどうでしょうか。
「おかあさんといっしょ」等の幼児番組には車椅子の子どもや
障害を持たれた人は不思議にもまず1人も出てはきません。
障害児をターゲットとした教育番組はありますが
別々に放送されているのが現実です。
「ソフト面の学びに関して」
ハード面のバリアフリー化は随分整備されてきました。
ではソフト面はどうでしょうか?
子どもの「お母さんどうしてあの人は車椅子に乗ってるの?」等の
コメントに親もどう答えてよいのかわからないのが現実です。
親がそっと「見ていけません」といったり、
曖昧な態度や無責任な発言で子どもたちに障害者に対する
イメージを植え付ける場面に私は何度も遭遇しました。
大人の一言で 子どもたちには車椅子の人たち
=可哀想な人たち=マイナスのものとインプットされます。
小学校へ入ると「車椅子に乗ってみる」体験をしますが
少し乗ってみて街探検等を行い不便さを考えるというもの。
その頃には子どもたちは やはり車椅子は特別な人が乗るものという
思考からモノを考えるようになっています。
さらに中学生、高校生になると総合授業で「こころのバリアフリー」が
取り上げられますが作文や論文も、
点数を取るためだけの形で終わっているのが現実です。
「その目的」
幼児期や小学校低学年のまだ大人たちのマイナスイメージが
入ってない時期に自由な発想とイメージ力、想像力で「車椅子」や「働く犬」を
楽しく自由に作成する時間を作ることで 「楽しかった」プラスのイメージを
子どもたちの心に植えつけます。こどもは自分の作品を
分身のように感じるからこそ作成する作業をとおして
こころに感じることができるのです。
素材には地球にも環境にも優しい再利用できるダンボールを利用します。
ダンボールのパーツを簡単に切り抜き組み立てます。
車椅子の車輪等に自由な発想で絵を描き色をぬります。
世界でひとつだけの自分だけのオリジナルの「世界でいちばんかっこいい車椅子」
「かわいい車椅子」「かわいい介助犬」等を作成します。
その上で「車椅子」が乗っている人にとって大切な足であることや
介助犬、盲導犬、聴導犬、セラピー犬等働く犬たちの存在と役目、
その仕事をクラスで共に考え学びます。
いままでにない 自分で自由に作る・楽しく作る・学ぶ 「こころ」に感じる教材です。
みんなちがってみんないいことを学ぶ大切なステップとなります。
「さらに大切な国際的マナーを学ぶ」
アメリカでは車椅子の人にあったときまず笑顔で微笑みます。
そしてご挨拶をします。これが大切なマナーです。
しかし 日本ではじーっと見たり 逆に見て見ぬふりをしたり
見下げる大人が多いのがまだ現実です。
本教材はダンボールで車椅子や働く犬を作成するだけではなく、
心の大切さ、役割と国際的なマナーまで学びます。
「子どもから大人たちへ心のバリアフリー、マナーの大切さを伝える」
子供たちが楽しく作成して学んだ教材を自宅へ。
いままでにない教材に親御さんもきっと興味を持つでしょう。
今度は 子どもたちから大人たちへ
その役割や学びを伝えていただけたらと思います。
「本当のバリアフリーの時代に向けて」
高齢化が進む現在 日本にはさらに車椅子利用者があふれることでしょう。
しかし現状としてそれを受け入れるだけの こころの面の教育が遅れています。
幼い頃からのマインド面の学びは今までの教育以上にさらに重要となるでしょう。
「いじめ」も大きな社会問題になっています。
幼い頃に「みんなちがっていい」ということを
楽しく学ぶことはとても重要なことです。
ハード面のバリアフリー化は進んでいますが
それ以上にソフト面の「こころのバリアフリー」ができて初めて
本当のバリアフリーの時代が来ると開発者は信じています。
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